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枝だれ桜の治療報告

枝だれ桜の治療報告

稲沢市平和町 平和らくらくプラザの枝垂れ桜

数年前から花の咲きがとても悪かった。田土が使用されて根が悪くなっていた。
治療後枯れる前の馬鹿咲きをしてしまった。
花芽を取るように市にお願いをしたが許可されなかった。
綱渡りの治療を強いられたが、枝垂れ桜のシーちゃんのお陰で
今ではこんなに元気になり平成21年の3月の花見がとても楽しみです。
是非ご覧下さい。お待ち申しております。

その経過写真です。(クリックで拡大)

枯れ枝除去後

枯れ枝除去後

土壌改良終了後、馬鹿咲きの写真

土壌改良終了後、馬鹿咲きの写真

花を咲かしたが為に成長が悪くなった

花を咲かしたが為に成長が悪くなった

この年、花芽をほとんど除去したので元気になった

この年、花芽をほとんど除去したので元気になった

治療代 参考 二百四十万円(材料代8万円 稲沢市が負担)

その約1年後の様子…

平成21年3月31日現在

平成21年3月31日現在

平成21年4月3日現在

平成21年4月3日現在

出来ることなら放射状に土壌改良をしていない所を、新たに行うとより樹勢が回復します。
懸念されることは、根株芯材腐りが始まっておりますので、
肥培によって成長させてマイナスを減らしていくことだと考えております。

コラム:「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」

桜の枝は剪定しないのが基本。逆さ枝・絡み枝・徒長枝などの例外を除いて。

桜の内にまで陽射しを入れる為に剪定をする、という考え方は間違い。剪定をすれば葉量が減り、光合成量が減るからです。またやせ細ったような姿になってしまい、桜らしい姿からかけ離れてしまいます。

土壌改良は、根をいかに切らないで土壌を掘り、木にとって快適な土壌環境を作り出すかという事。それにより細根が殖え、樹勢が回復していきます。次の春から結果が現れます。

腐朽部の治療は削りすぎないで墨を塗るのが最善です。詰め物をすると湿気がたまり腐朽が急激に進行します。

普通は年2回、毛虫が出ますから早いうちに発見して消毒を行う。新芽の時期は1200倍位で行うと、薬害を防ぐ事が出来ます。

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